障がい者団体への支援活動

福祉部会長 山岸洋子

8月1日(月)、天気予報はきわめて悪かったのですが、雨も風も考えられない晴天でしたので、予定通り、社会福祉法人愛光との交流活動を実施しました。

 

根郷通所作業所の利用者Kさんと指導員K先生が、日頃の作業活動で作っている様々な製品を持って、来所されました。この日は、あいにくお客様の数が少なく多くの交流は図れませんでしたが、それでも、お客様やスタッフの皆様と談笑ができたり、製品を買い求めて下さったりして、目的を達成できました。

 

特に、印象的だったのは、話しかけてもなかなか会話ができなかったKさんが、先生とふたりでお蕎麦を食べたていた時に、「おいしいね!!」と大きな声が聞こえてきました。嬉しくなって、目崎さんにも聞いてもらおうと彼女の近くに目崎さんと行って「お蕎麦、おいしい?」と声をかけると、Kさんは堅くなってしまい「おいしいね」と言ってくれませんでした。

 

先生と2人だけにして、少し離れたところで見守っていましたら、そば湯を飲んだときもKさんは「おいしいね!!」と大きな声で言っていました。帰り際には慣れてきたのでしょう、理事長始め数人のスタッフの見送りに対して「さようなら」と大きな声であいさつをされました。その一言で、その場が和やかな雰囲気に包まれました。